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城美展
城美展は一年の総まとめともいうべく大切な展示会。場所も町の画廊ではなく、集客力も壁面もレベルが違う名古屋市博物館で行っていた。壁面が大きいので、80号、100号という大作が展示できる。
1年生にも、容赦なく先輩の声が飛ぶ。「80号以上を描け!」
「そんな~」とその時は思うものの、先輩のヘルプもあり何とかなってしまうし、次なる作品への自信となった。
ここに掲げられている写真では、人物ではなく作品に注目してほしい。
作品の大きさと作品間の間隔から、どのくらいのサイズで、何作出品されていたかがおおよそ想像できることだろう。
1979年 名古屋市博物館1室
城美展は、12月に行っていたので、11月の大学祭が終わると、すぐに作品に取り掛からないといけないし、真面目な部員はずっと前から少しずつ描いていた。
間際にならないと、中々本気が出ないという部員も少なからずいて、徹夜作業は必ず行っていた。しかし、ヒーヒー言いながらも完成した作品を壁に描けると、何とも言えない喜びが!
⇐変顔ではなく、作品を見よう⇒
城美展にはOBの方々も、足を運んでくれる。懐かしい先輩との再会もあれば、「初めまして」の出会いもある。
城美展は名城大学美術部のホームカミングデイである。
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