大学の壁を超えた仲間たち
大学を超えた友達
美術部の魅力と言えば、バラエティーに富んだ学外交流。名古屋大学、南山大学、金城学園大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学…。県下ほとんどの美術部を持つ大学との交流があった。
そのため、他大学に先輩や後輩が出来た。部活以外でも頻繁に会って遊んだ。
今でも付き合いが続いている人も何人もいる。
また、県外においても、学生活動の盛んな京都とは、県同士の付き合いがあったが、それは名城大学が先陣を切ったからこそ、実現した交流なのである。今でも、名城の部室の壁や天井にその痕跡が残っているだろう。
学生時代に出会う仲間だからこそ、一生付き合える友達になれるのだ。
1年の秋の役員改選で、重要ポストである渉外を任される。自分で立案した初の仕事が、この椙山女学園との合同ハイキング。
中央線「千種駅」で集合。待合場所に来た順に、臨時カップルを作り、現地に着くまでにお互いのことを知っておくことというミッションを与えたおかげで、電車の中から大盛り上がり。「定光寺」で降りて、池のほとりで記念写真。
充実の、うれし恥ずかしの青春時代のひとコマ。
グループ展の搬入を手伝ってくれた後輩たちと、夕食。展示会の搬入のあとは、たいてい食事をした。
音楽を通しての交流
高岡誠。美術部だった彼は、スペイン・フランスのギター留学を経て、現在ギターで飯を食っているプロミュージシャン。Cool!
「夢の音楽隊」との題名で絵を描いてくれた人もいる写真。今となっては、もう夢だ。
県外の大学との交流
音楽会の日に。南山大学、金城大学、明治大学、名古屋大学、市邨短期大学、椙山女学園大学そして名城大学。美術以外でも楽しい交流は広がっていった。
部員の自宅。大学名だけ見てもバラエティーに富んでいる。
名城大学、福井大学、京都大学、京都女子大学、明治大学、市邨学園大学。
この後、女子チームは女子の家に行って宿泊。
九州から普通電車乗り継いで、「広島駅で野宿して」と、鹿児島大学美術部が、焼酎持ってやって来た。歓迎の情報交換会か遊びか分からないが、男子たちは朝まで語り合う。ここでも大学名を言えば、まず名城大学だろ、愛知淑徳大学、名古屋大学、同志社大学そして鹿児島大学。さりげなく京都の学生も二人混じっているのが面白い。
名古屋のMの下宿で。こたつでくつろぐ同志社、京大、同女、名大、淑徳そして名城の学生たち。酒じゃなくお茶というところがいい。
京都の民宿での宴会。ここにも京都と名古屋のコラボがあった。名古屋からの学生が圧倒的に多かった。
第4回愛知学生統合展
この写真は、2017年秋のもの。
京都に懐かしい顔が集まった。
同志社大学、立教大学、名城大学のOB・OGである。
美術部の友人は一生付き合うことが出来るんだと改めて思った。